スミス家の宝、マルチーズシスターズのジャスミンとコットン。
2021年11月に我が家にやってきました。
多頭飼育崩壊からのレスキュー
多頭飼育崩壊の現場からレスキューされた2匹。現場には60匹のマルチーズがひしめきあっていたそうです。いくつかの保護団体がひきとったようですが、我が家の2匹はドッグレスキューさんという団体にひきとられていました。
まだ3か月の子犬でした。
保護団体「ドッグレスキュー」のサイトでジャスミンをみつけ、そのはかなげの表情をみて「この子をしあわせにしたい」と強くおもいました。
保護犬の情報の収集
保護犬情報の収集には2つの方法を使っていました。
・保護団体のサイト、代表・スタッフのブログ
・里親募集情報サイト「ペットのおうち」
実際にご縁があった「ドッグレスキュー」さんはすでに保護活動を終了されていて、現在サイトは閉鎖されてしまっているのでご紹介できないのですが、そのほかのスミスがいつもチェックしている保護団体が下記になります。
主に関東圏の動物愛護センターから処分される犬猫の引取、保護をされています。
「アルマ東京ティアハイム」というシェルターで引き取った犬や猫を一時飼育されていて、また、オープンシェルター日なども設けていて、そちらで里親の申し込みをお受けになっています。
殺処分0に向けて活動する愛護団体です。東京、千葉、埼玉、神奈川を中心に活動されています。代表さんや預かりスタッフさんのブログを読んで情報をいただいていました。
代表さん、スタッフさんのブログ一覧
横浜市・東京都・茨城県・千葉県・横須賀市の動物愛護センター(保健所)の正式譲渡認定団体です。アメブロで保護状況や譲渡状況などを逐一アップしてくださいます。
ペットの里親募集情報サイトです。犬や猫だけでなく、うさぎ、フェレット、爬虫類などの情報もよせられています。保護団体さんもこちらのサイトに登録されています。希望の犬種や地域なども登録できて、希望にあう募集があがったら、通知を受け取ることもできます。スマホアプリもあり、アプリメンバーシップ月額280円です。保護活動サポートの足しになればいいと思って会員登録しておりました。
一点だけ、個人の方が里親を募集しているケースが多々あります。動物を里親にだす身勝手な理由にかなりイライラしますので、そこだけ我慢してごらんになってください。
スミスの居住地周辺なので、関東の団体さんばかりになってしまいました。
保護団体さんのサイトやブログを読むことで、里親情報のはもちろんのこと、日本の保護犬、保護猫をとりまく環境のこと、殺処分の状況、繁殖場やペットショップの現状など、たくさんの情報を得られました。
心を痛めることもしばしばですが、団体の代表さんや預かりさんの日々更新されるブログを読むことで「里親になること」をしっかり考え、命を預かる覚悟をしっかりもつことができました。
今、保護犬や保護猫のお迎えを検討している方もぜひたくさんの情報を得てほしいと思います。
団体さんへ問い合わせ、そして譲渡会へ
お目当ての犬をみつけたら、メールまたはフォームからお問合わせをします。そのあとは団体さんによって流れが異なりますが、うちの場合は「譲渡会に参加するのでいらしてください。」とお返事をいただきました。
忘れもしない2021年11月6日(土)。
朝イチでいった譲渡会。子犬3匹がケージでじゃれあっていましたが、お目当ての子がどの子かすぐわかりました。
そして、我が腕に抱かせてもらい、確信。「この子しかいない。」と。
保護犬の子犬を迎える条件
保護犬の子犬を家族に迎えるのはとても条件が厳しいです。
われわれが譲っていただいた団体は通常の条件にくわえ、下記の子犬条件もプラスになっていました。
(わんちゃんによって条件はさまざまです。)
1.東京のある場所から車で30分以内に居住
2.留守番がない家庭
3.小学生以下の子供がいない家庭
4.引っ越しの予定がないこと
スミス家はスミスと夫との東京での二人ぐらし。
ふたりともリモート勤務なので留守番なし。
おうちは建設中だが、引っ越しは1年後で犬とくらすには問題ない環境。
そう、お迎え条件全クリ!!
全クリだから、譲渡会にもいったわけで、アンケート(申込書的な)を提出。
審査結果は1週間後にメールで、とのこと。
その1週間がどれだけ長かったか!
全クリアできてなかった
お返事を待つ1週間の間に、保護団体のサイトの「お迎えの条件と心得」のページを隅から隅まで読んで、心構えをばきばきにかためていたある日、あることに気づいてしまったのです。
・留守番がない家庭(リモート勤務不可)
Nooooooooo!!リモート勤務不可って書いてあるーーー!
何度も読んでいたのに、見落としていた!ああああ。終わった、詰んだ…。夫とふたり、これでもかと肩をおとし、なぐさめあうこと数日間。
すっかりあきらめきったときにそのメールはやってきた。
ぜひお見合いに進ませていただきたく存じます。
あれーー。存じてくれたー!
ほんとうに長い人生のなかで一番うれしいできごとでした。
こんなこともあるので、保護動物のお迎えを考えていて気になる犬や猫がいたら、
条件があわないとあきらめないで、団体さんとお話してみるといいと思います。
おそらく、うちは夫婦ふたりともリモートだったのが、OKをいただけ理由なのかな、と。
さあ、いよいよお見合いです。
もう一匹の宝の話がでてこないですね。お見合いともう一匹のお話はまた別の日に。
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